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映像理解


プロジェクトの概要

このプロジェクトでは,映像をフレーム単位でなく,オブジェクト単位で処理す る技術の確立を目指しています.映像をオブジェクト毎に扱うと,オブジェクト の動き・位置・速さ,および複数のオブジェクト間の時空間の関係から,注釈の ない映像に対し,意味的解釈が行え,映像の内容に基づく検索・要約だけでな く,オブジェクトの合成や視点を変えた表示,オブジェクトの統計データ等,映 像を表示するだけでなく,用途が広がります.

研究項目

映像は,多義の解釈が可能であるため,汎用的な処理から,計算機が内容を適切 に解釈することは非常に困難です.特に、スポーツなどの注釈が非常に少ない映 像では,ルールや競技場の大きさなどの事前知識と,選手をオブジェクトと定義 することで,一人または複数人のオブジェクトの動きを利用して,映像の解釈を 行います.映像は,時間的な経過を情報として持っているので,ユーザが見るこ とのない情報を提示することができ,ナレッジ・マネージメントにおける知識発 見に役立ちます.次の図は,日本アイ・ビー・エム(株)東京基礎研究所で開発し たVideo Enrichmentの構成です.オブジェクトを分割し,位置・動き情報・複数 オブジェクトの関連・カメラ操作・事前知識により映像を記述します.ユーザ は,記述を利用して,検索・要約だけでなく,オブジェクトの統計量や時系列変 化によって,映像をより深く解釈することができます.

framework

研究成果は,マルチメディアコンテンツの応用をめざした次世代国際標準MPE G-7に貢献することを目標としています. このプロジェクトは郵政省通信総合研究所(通総研)”情報通信基盤整備の研究 プロジェクト”,通総研・韓国ETRI研究所の国際プロジェクトに参画してい ます.また,プリンストン大学,大阪大学との共同研究も行っています.


学会での発表・論文・著作物 関連情報

新聞報道

  • 「NHKニュース7」 平成11年4月6日
  • 「朝日新聞」「読売新聞」「日本経済新聞」「日経産業新聞」「日刊工業新聞」「電波新聞」 平成11年4月6日
  • 「日本経済新聞」平成9年12月22日「日経産業新聞」17日

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Last modified 30 September 1999